令和3年第8回庄内町議会臨時会が開かれ、重要な議題について討議した。
町長の富樫透氏は、補正予算案を提出し、町内の教育と農業支援についての取り組みを強調した。
町の教育課題解決のため、町民との連携を深め、希望を持てる社会づくりを目指すとのことだった。
特に、「令和3年度庄内町一般会計補正予算(第7号)」では、予算の総額が127億1,963万7,000円に増額され、2,580万円の追加が決定した。これにより新型コロナウイルス感染症対策および図書館整備工事の増額補正が進められる。
具体的には、コロナ対策として生活困窮者支援に重点が置かれた。子ども食堂への支援や保育所における感染防止対策のための経費が計上されており、町の未来を担う子どもたちへの支援が重要視されている。工藤範子議員は「新型コロナウイルス影響下で厳しい状況にあるため、充実した支援策が求められる」と述べた。
又、工事契約状況についての報告も行われた。請負契約に関して新規と変更の計2件が挙げられ、特に地盤改良工事の変更契約に関する質疑が活発に行われた。澁谷勇悦議員は、「支障木の処理に伴う費用増がどのように発生したのか詳細な説明を求めた。」
町長及び各課長は細かく対処したことを説明し、透明性の高い契約を推進する意向を示した。先の教育長の挨拶に引き続き、各議員は町のための具体的な取り組みを進めることを誓った。
最後に、質疑を得た上で議案は全員賛成により可決。今後とも持続可能な地域づくりを目指し、迅速な施策実施を目指していく。今回の審議を通じ、関係者が一丸となり、子どもたちや地域住民の期待に応える施策が進行することに期待が寄せられている。