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庄内町全員協議会、風力発電施設撤去工事など報告

庄内町全員協議会で風力発電施設の撤去工事や橋梁補修工事について報告がありました。
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令和5年4月の全員協議会には、幅広い議題が上がった。中でも注目を集めたのが町営風力発電施設の撤去工事と、橋梁長寿命化修繕計画に関する報告であった。

まず、風力発電施設の撤去工事について、環境防災課長の齋藤登氏が詳細を説明した。計画では、仮設工事を含む一連の作業が述べられた。具体的には、稲刈り後の10月から12月にかけて、風車の撤去が行われるという。工事総費用は約1億6,533万円と見積もられ、既存施設の撤去と基礎部分の再構築が含まれる。さらに、財務部長の富樫透氏は、これにより事業が経済的な負担を軽減できると説明した。

次に橋梁補修工事では、建設課長の佐藤直樹氏が橋梁の耐震補強や劣化部分の修繕が必要であると指摘した。この作業は、国からの支援を受けており、全体の予算は11億円を超えると見込まれ、期間は3~4年である。特に、陸羽西線の通行止めを避けるため、片側交互通行での工事を計画しているという。

また、議会の運営についても討論が行われ、「参考人招致」制度に対する賛否が分かれた。議会運営委員会委員長の小野一晴氏は、過去の結果を踏まえた上で今後もこの制度を継続する意向を示したが、一部の議員は無理があるとの懸念を示した。佐藤博子書記が提案したように、事前に委員会の意見のすり合わせが必要ではないかとの意見もあった。

最後に、庄内町議会議員の慶弔基準の改正案が提出され、議長交際費等に関連した弔意基準が改定されることも決定された。この改正は、議会の透明性を保ちつつ、地域の事情に応じた運用を反映させる意図がある。

議会開催日
議会名令和5年4月全員協議会
議事録
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