令和4年第4回庄内町議会臨時会は7月7日に開催された。議会の開会にあたり、臨時議長に工藤範子氏が選出され、挨拶では町長が新任を祝福した。町長は、当選者に対し独特の緊張感を持ちながら任期を全うしてほしいと述べ、庄内町の課題について触れた。
町長は特に、新型コロナウイルスの影響や、少子高齢化による課題、産業振興など様々な問題を挙げました。また、庄内町のブランド力や交通の要衝としての強みを活かす必要性も強調されました。
今回の臨時会では議長の選挙が行われ、石川保氏が新たに議長に選任されました。彼は、開かれた議会を維持し、議会の活性化策を実現させたいと意欲を示しました。さらに、ウクライナ情勢による物価高騰や新型コロナの影響も懸念として挙げられました。
さらに、副議長には齋藤秀紀氏が選出され、彼も開かれた議会の重要性及び当局との連携を強調しました。各常任委員会の委員も選任され、それぞれ議長と副議長が互選されました。
また、議案や報告がいくつか上程され、特に注目されたのが令和4年度庄内町一般会計補正予算(第3号)です。これは原油価格と物価高製品に対する支援を含むもので、具体的な数値としては年額で1,000万円以上の追加支出が見込まれています。これに対しても議員たちから活発な質疑が行われ、地域企業や生活者への影響が話し合われました。
議会の閉会後、庄内町は議員の派遣や調査において、今後も市民と密なコミュニケーションを図りながら、政策の推進に努めることが求められています。これにより、地域住民の福祉の向上や、持続可能な町づくりが進むことが期待されています。