令和2年6月11日、庄内町議会は第4回定例会の3日目を迎え、一般質問が行われた。議員からは新型コロナウイルスに関連する様々な質問が寄せられ、町側はこれに応じた。
まず、長堀幸朗議員は臨時休業中の児童虐待防止策について質問。その中で、効果的な見守り体制を求め、各校長への依頼文書の具体的な内容について確認。町長は、学校や関係機関との連携を強化し、子供たちを支援する体制を整えたことを述べた。
続いて、子育て応援課長が、家庭での生活環境の変化から、虐待が懸念される事例が増加する中での対策を強調。また、教育長は、児童生徒の健康観察と登校管理について、各学校の取り組みを詳細に説明した。具体的には、定期的な登校日を設けたり、保護者との連携を通じて児童の様子を把握しているとのこと。
次に、加藤將展議員が新型コロナウイルスの影響下での地域経済対策に関する質問を重ねた。特に、町内での経済回復のため、網羅的な実態調査を実施する必要性を訴えた。町長は現在のヒアリングに加えて、今後本格的な実態調査を行う意義を認めつつ、支援策の充実を約束した。
事務局は準備したプレミアム付商品券についても言及。議員からは販売枚数の現況と市町のニーズに合った支援策について慎重に対応することが求められた。町側は、現在実施している施策の効果を精査し、次の行動計画を策定する方針を示した。
議会はこの後も新型コロナウイルスに対する様々な対策について議論が進められる予定である。特に町民生活を守るため、今後の施策の見直しや新たな支援のあり方について注目が集まっている。