令和4年1月26日に開催された庄内町全員協議会では、主に庄内町立図書館整備事業や新型コロナウイルス感染症の現状、また豪雪対策本部の状況が報告された。特に、図書館整備事業については、建設課主査の高山直志氏から詳細が説明された。新しい図書館では、延べ床面積998.36㎡を確保し、絵画を展示するスペースも設けられる予定である。これに対し、小林清悟議員から駐車場の確保に関する質問があり、工事関係者の駐車スペースについて誠実な回答があった。
新型コロナウイルス感染症に関する報告では、感染者数が増加している現状が伝えられた。環境防災課長の説明によると、庄内町では1月24日時点で33名の感染者が確認され、その内容についても細かくされていた。また、感染拡大防止に向けた対応が行われていることも強調された。特に、臨時休業や施設の閉鎖などが進められ、町民への周知も行われる。
豪雪対応についても重要な議題として扱われた。豪雪対策本部の設置が報告され、町の各所で発生した人的被害や建物被害についての情報が共有された。雪による影響を最小限に抑えるために、町民の協力の下、降雪に対する注意が促された。また、社会福祉法人恵泉会に関連する養護老人ホームともえの措置費についても、鶴岡市の算定誤りにより追加支払いが必要である旨が説明された。
12月定例会における検証報告も行われ、会議や発言の内容が改めて振り返られた。議論の中では、少なからず意見の相違や不満が見受けられたものの、今後の改善に向けた意見交換も行われた。最後に、町民と語る会の実施報告があり、今後の御殿林散策路等の整備や避難所の位置付けが確認された。全体として、地域の活動や情報共有が進められ、新型コロナや豪雪といった課題に町全体で対処していく姿勢が示された。