令和元年第3回庄内町議会定例会が9月13日に開催され、様々な議案が審議された。この日は特に、平成30年度一般会計歳入歳出決算の認定についての報告や、各特別会計の決算についての承認が中心となった。
決算特別委員会委員長の五十嵐啓一氏が、各議案についての審査結果を報告した。報告内容によると、一般会計決算に関する議案は賛成多数で認定された。特に、議案第58号「平成30年度庄内町一般会計歳入歳出決算の認定について」は、賛成多数での承認となった。依然として厳しい財政状況の中、議会からの信任を受けて年度決算を整理する運びとなった。
また、令和元年度庄内町一般会計補正予算(第5号)も重要な議題である。町長は、新設される庄内町緊急消費税対策住宅建設祝金を盛り込み、総額800万円を追加することを提案した。町民からの多くの申し込みを鑑みての対応とされており、町民生活に寄与する施策として期待されている。町長は、今回の補正予算を通じて景気の浮揚を図る重要性を強調し、住民の生活支援を優先する決意を示した。
議事終了後、町長は「議会運営にご協力いただき、感謝申し上げる」と述べ、決算内容や今後の財政見通しについても透明性を持った情報公開を約束した。議員たちも積極的にそれぞれの議案について意見を述べ、町の未来を見据えた議論が行われ、施政への関心が集まった。
この定例会を通して、庄内町の持続可能な発展に向けた準備と議論が進められていく。特に、持家住宅建設祝金についての増額や新制度の導入は多くの町民にとって福音となるだろう。それらを受けて、今後とも町としての支援策の充実が求められている。