令和6年3月15日、庄内町議会では第2回定例会の最終日が開催され、各議案が審議された。主な議題は令和6年度庄内町一般会計予算案を含む様々な予算案であり、重要な議案が計44件ある中、各議員から賛否の討論が活発に行われた。
一般会計予算案は121億500万円を計上し、特別会計予算も同様に、多くの施策が盛り込まれている。予算特別委員長の阿部利勝議員は報告書で、一般会計予算案が賛成少数で否決されたことに触れ、「多くの要望が反映されていない」と指摘した。
一方、方針の中で、町長は武道館の基本設計について議会に報告し、町民意見を反映させることを約束した。また、教育関連の予算についても質疑が行われ、小学校教師用教科書、指導書及び指導資料の購入に関しては7,632,929円が計上され、教育課長の説明により、教科書には消費税がかからないことが確認された。
この日は議会運営委員会から6名の管理職の退任挨拶もあり、それぞれの経験や思い出を語った。特に教育課長の佐藤氏は、教育の未来を見据えた取り組みの重要性を訴えた。
最終的に、令和6年度の一般会計予算案(議案第7号)は賛成多数で可決され、同様に他の特別会計予算案も原案通り決定した。今後、町が一層進展することが期待される中、町民との連携や議会との透明な連携が求められる。