令和3年9月28日、庄内町の全員協議会が開催された。
会議では主に、庄内町立図書館整備事業に係る補正予算が取り上げられた。府県との調整や予算の異動が求められており、建設課主査の高山直志氏は、工事請負費の概算が約7億2126万円であることを説明した。
同氏は続けて、木材・鋼材価格の上昇についても言及した。木材価格は、8月段階で前年比約195%の上昇となり、資材の確保が難しい状況が続いている。一方、鋼材の価格も高騰を続けており、値下がりの見通しは立っていない。これにより、補正予算編成に影響が及ぶ可能性がある。
さらに、入札方法についても言及された。条件付き一般競争入札を検討しており、庄内管内に指名参加登録している業者は、庄内町で4者、酒田市で12者、鶴岡市で14者、遊佐町で2者計32者がいることが示された。入札の条件を満たす業者に関して、小林清悟議員が質問をした。高山氏は、公共建築工事を中心に28者が参加可能であると確認した。
会議の最後には、10月11日の臨時議会に向けた予定が報告された。事務局長の成田英樹氏は、全員協議会を受けて臨時会を予定する旨を案内した。出席議員の澁谷勇悦氏が欠席したことも報告され、議長の吉宮茂氏は、全員の出席をお願いした。
全体として補正予算の審議が行われ、今後の図書館整備に向けた予算確保が求められた様子であった。