令和5年8月21日、庄内町にて全員協議会が開催された。
今回の会議では、各常任委員会の所管事務に関する調査報告が行われ、特に性教育に関する課題と提案が注目された。総務文教厚生常任委員会の工藤範子委員長は、2009年のユネスコによる指針を紹介し、性教育の必要性を強調した。特に、多様性やジェンダー平等を尊重した包括的性教育が求められている。
さらに委員会では、性に関する教育が家庭や学校でもっと取り組まれるべきとし、外部専門家の派遣が有効と述べた。県の「性に関する指導」冊子の活用も提言されたが、本町では未だ活用状況が不明とのこと。適切な性教育の必要性と、コミュニティ全体の意識向上が求められている。
また、決算特別委員会の設置についても話題となり、議長の石川 保氏が計画を報告した。9月に開催予定の委員会では、経済や財政に関する透明性を高めるため、参考人招致を行う方針だ。議員同士の意見交換も活発に行われた。
このほか、町民との対話イベント、議員派遣などが議題として取り上げられ、特に町民と語る会は11月17日に開催予定で、議員全員の参加が促されている。議会広報常任委員会委員に石川 武利氏が選任され、運営に関してもさらなる力を入れることが決まった。
さらに、LINEの運用ガイドラインも策定され、災害時や業務連絡における利用が推奨される中で、個人情報の保護が最優先されることも強調された。