令和4年9月の庄内町議会では、地域の課題についての議論が行われた。
町の施策では、若者の町政への関心を高めるための取り組みが強調された。渡部伊君子議員は、青年議会の開催について質問を行い、過去には高校生・大学生議会が実施されていたことを挙げ、今後の模擬議会の開催に期待を寄せた。
町長は、過去の取り組みを振り返りながら、新たな形で地域の声を町政に反映させることが重要であると述べた。特に、自治体との連携を強化し、地域住民の課題をしっかりと把握し、町政に生かしていく姿勢を示した。
次に、猫の去勢避妊手術とマイクロチップ装着の公費助成についての質問もあり、町長は、検討中であるとの回答を示した。特に、猫の去勢・避妊手術については状況を調査し、導入を検討しているとのことだった。
また、排水対策についても議論され、地域の農地や住宅地を守るための事業が進行していることが報告された。特に、国営事業や県営事業による排水機場の整備が進められており、効果が期待されている。
最後に、専門職の人材配置に関する課題も取り上げられた。技師や保健師が、地域の暮らしを支える重要な存在であるため、今後の人材育成や職員の採用についての方針が求められた。