令和2年第6回庄内町議会定例会の3日目では、多くの重要なテーマが取り上げられた。特に集中豪雨による被害の状況や対応策、学校教育の影響、カートソレイユ最上川の復旧工事についての詳細が議論された。
まず、集中豪雨については、7月28日の豪雨による被害が報告された。庄内町長の原田眞樹氏は、県内で300億円を超える被害が出たとし、 "幸いにも町内での人的被害はなかった" と述べた。加えて、防災対策本部の設立や避難指示の発令が行われたことも明らかにした。この過去の豪雨からの教訓を今後生かすことが求められており、各部門での連携強化が重要であると再確認された。
次に、コロナ禍の学校教育に関する質問では、コロナウイルスによる学習の遅れを懸念する声が上がった。教育長の佐藤美枝氏は、"学校の進度はほぼ例年並みであり、特に中学3年生に対しては特別な授業支援を行っている" と説明した。修学旅行については、GoToトラベルキャンペーンをうまく活用する方針が示された。
また、カートソレイユ最上川の復旧状況についても言及され、町長は "ショートカットのコースで営業を再開した" と断言した。地元の支持を受けつつ、さらに集客への道を探る必要があるとの認識が示された。
最後に、カラス対策についての議論があった。市街地での糞害問題が報告され、対策として追い払い行動が実施されたが、その効果は不明瞭とされている。町は "住民からの要請を受け、今後もカラスの駆除を検討する" と述べた。カラスの行動パターンを学び、より効果的な対策を考える必要がある。
これらの問題に関連して持続可能な施策を模索する姿勢が求められる中、町としての対応が注目されている。