令和4年第2回庄内町議会定例会が3月1日に開会し、さまざまな議案が審議されました。
本定例会では、議案第2号の「令和3年度庄内町一般会計補正予算(第12号)」や、議案第3号の「令和3年度庄内町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)」、さらに議案第4号の「令和3年度庄内町下水道事業会計補正予算(第3号)」などが提出され、審議が行われました。特に、一般会計補正予算は、国の補正予算に伴うもので、歳入歳出それぞれ139億6,204万4,000円の総額が提示されました。これにより、除雪作業委託料、雪下ろし支援事業費などが追加される形となりました。
また、教育関連の報告では、特に障がい福祉に関する取り組みや、次年度からの新しい施策についての説明がありました。具体的には、病院への交通手段として導入されるデマンドタクシーの運行に関する議案も提出され、交通の利便性が強調されました。
さらに、ひまわりっ子誕生祝金の助成制度が廃止され、第1子誕生時に5万円を支給する新たな施策に移行することも決まった。これについては、出生数増加を狙った施策とされており、今後の子育て支援の充実が期待されています。
また、職員定数の見直しとして、総務課長が、現在の職員定数から52人減少させ、地域住民へ向けた施策の充実に向けた対応を表明。一方で、報酬に関する審議では、多くの意見が交わされ、特に消防団の報酬改定に関しては今後の改善の余地があることが指摘されました。