令和5年6月8日、庄内町議会は定例会の3日目の会議を開催し、立川総合支所の活用についての一般質問が行われた。
議員からの質問に対して、町長の富樫透氏は立川総合支所改修整備事業が順調に進んでおり、7月18日に開館式を予定していると述べた。尚、立川総合支所は多機能施設として設計されており、貸オフィスの入居者応募状況についても報告があった。4室の貸オフィスに対して、2室に深い関わりがある障がい福祉サービス事業者が入居を決定し、残りの2室については再募集を行った結果、3件の応募があった。
さらに、カフェラウンジの活用方法についての議員の質問に対し、町長は障がい者の就労機会確保としての働きかけを強調した。カフェラウンジは地域活動の場としても機能し、利用者には誰でも参加できる環境を整えることが重要であると述べた。また、各階に設けられた開放的なラウンジも、訪れた町民が気軽に参加できる場であることで、その利用が促進されることが期待されている。
町長は、カフェラウンジや子育て支援センターの活用など、地域に根ざした利活用を進める方針を示した。聴覚障がい者や、子育てを支援する場が必要とされる中、本施設は「誰もが参加する施設」のイメージで新たに開放される。
更には、町長が提案する形で地域活動の活性化を図るため、連携を作ることが重要とのPRも行われ、施設のセキュリティも考慮されていることから、地域社会のさらなる活性化への期待が寄せられた。