令和4年7月5日に行われた庄内町の全員協議会では、重要な議題がいくつか取り上げられた。この会議では、特に議会の組織再編成に関する事項が多く議論された。
議題の中でも特に注目すべきは、放課後児童健全育成事業に関連するパソコンのウイルス感染に関する報告だ。子育て応援課長の説明によると、委託先団体が使用しているパソコンがウイルスに感染していることが確認された。感染したパソコンからは、登録されたメールアドレスが漏洩する恐れがあり、対応策が急がれている。課長は「今後はセキュリティ対策の強化と職員への教育を行う」と発言し、再発防止へ向けた意気込みを示した。
また、初議会を前にした座長及び副座長の選出も行われ、工藤範子議員と吉宮茂議員が選任された。工藤座長は、会議を適切に進行させるため、各議員の協力を呼びかけた。さらに、今後の議会運営についての質疑応答も活発に行われ、特に議事の透明性や議会広報の充実に対する懸念が表明された。
会期の設定では、令和4年第4回庄内町議会臨時会に関する議題が決定された。この議会では、議長、副議長の選挙や常任委員会の選任が行われる予定であり、これによって新体制がスタートする。
議案では、予算や人事案件といった様々な提案がなされ、町長が提案した新型コロナ関連の補正予算は、重要な項目の一つとなっている。この補正予算に関しては、議会の迅速な対応が求められる。議会運営については、事務局長からの説明を受け、委員会の設置や運営方法についての了解も得られた。
終盤には、議会の情報発信や議員の横のつながりを深めるため、地域住民との対話を促進する取り組みの重要性も指摘された。各議員の発言は、今後の議会活動に活かされる期待が寄せられている。