令和6年4月22日、庄内町において全員協議会が開催され、重要な報告や協議が行われた。
最初に行われた「余目中学校長寿命化改良工事基本設計の報告」では、教育課長の清野美保氏が工事計画の詳細を説明した。改修工事の目的は、校舎の長寿命化を図り、断熱性能を向上させることに加え、立川中学校との統合を見据えた新しい学び舎を創造することとされている。具体的には、外装・内装の刷新、断熱性の向上、仮設校舎の利用が計画されており、工事に伴う地元学生の学びへの影響は最小限に抑えられるとの説明があった。
次に、社会教育課長の佐藤直樹氏が庄内町立図書館整備事業の完了を報告した。工期が183日遅れたものの、3月26日に無事に完成。今後、5月2日にはグランドオープンを迎えるとのこと。これにより、町民が利用できる新たなコミュニティ空間が提供される。
さらに、議会運営委員長の小野一晴氏が「3月定例会の検証」について報告した。質疑対応においては、一部の発言が適切でなかったことが指摘され、今後はより慎重な発言が求められることが強調された。また、ハラスメント防止に関する条例の制定についても、新たにSOGIハラスメントに言及し、幅広い理解が促進されるべきとの意見が出された。
議会運営規程第36条に関する協議では、外交や防衛に関する意見書の取り扱いについて異論が生じた。現行の規程に沿って慎重に対応すべきとの意見と、柔軟性を持たせるべきとの意見が交わされた。議会運営委員会は、次回の全員協議会までに意見を整理し、素案を提出するとして委任を受けた。
最後に、次回全協の開催日時が5月20日と告げられ、パソコン管理に関する注意喚起がなされた。全員協議会は11時29分に閉会した。