令和元年第3回庄内町議会定例会の中で、米寿と白寿の祝い方について話題が上がった。米寿、白寿の該当者には、祝品として商品券ではなく、地元の記念品が贈られることとなり、賛否両論が寄せられた。特に高齢者からは、「家族との絆を重視し、商品券の方が喜ばれる」とする意見が多かった。
また、祝い品の配送については、宅急便を利用したことが説明された。これに対し、他の町では職員が直接届けることが主流であり、住民から敬意が感じられないとの声もあった。これに関して、町は今後の方針を見直す意向を示している。
次に、インフルエンザ予防接種助成についても言及された。町では、知見を踏まえながら、今後の施策を検討していくことが重要だとされ、他市の動向とも比較しつつ、効果的な補助を目指す姿勢が表明された。
また、消費税の軽減税率に伴う商業への影響が指摘され、町の企業状況についても調査が行われている。特に、商店街の客足に影響が出る可能性が高いことが懸念され、町としても支援策を模索していく必要性が強調された。
最後に、公共事業の発注状況について、執行率が上がらない理由も含めて現状が説明された。入札時期の遵守が求められ、冬季に仕上がるようなスピーディーな発注が必要であることが確認された。広域連携や職員の不足も指摘され、地域全体の協力が不可欠であるとの認識が一致した。このように、庄内町全体の取り組みを進めるための協議が行われている。