令和元年9月4日に行われた全員協議会では、今後の議会運営に関する重要な協議が行われた。
特に注目されたのは、決算特別委員会における参考人の招致についてである。この新しい試みは、専門的な知識を持つ参考人からの意見を聴取し、議会への町民の理解を深めることを目的としている。議長である吉宮茂氏は、「今日の全員協議会では新しく導入されます決算特別委員会においての参考人の招致について、その内容等を皆さんに説明する」と述べた。
会議では、参考人招致に向けた事務手続きが紹介された。議会運営委員会の委員長である小林清悟氏は、「事後報告となりますが、各常任委員長より議長宛に委員会への参考人の出席要請書を提出しました。その結果、４名の参考人を招致することとなりました。」と説明した。特に初日の参考人として選ばれたのは、農業振興に関する意見を持つ佐藤一彦氏で、地域振興や観光振興に寄与する意見を述べることが期待されている。
次に協議されたのは、前日通告についてである。事務局長が、「決算特別委員会の前日通告は厳守してください。また、データでの提供が可能ですのでお申し付けください」と強調した。これにより、議員は事前に質問を整理し、確実に質疑応答に臨むことが求められる。
最後に、広報原稿の数字表記の変更についても議題に上がった。広報委員会の委員長である國分浩実氏は、「新聞表記に倣って、今後はより見やすい数字表記を導入していく」と述べ、議員に周知をお願いした。特にこれまでの独自の表記方法からの変更が求められ、今後の原稿作成の際には注意が必要になる。
会議は11時10分に開会し、約30分の間に様々な提案がなされ、11時42分に閉会した。議員全員が新たな課題に取り組むための準備を進める姿勢が見られた。