令和3年10月28日に行われた庄内町の全員協議会では、議会の重要課題が協議された。
この会議では、特に9月定例会の検証や女性模擬議会の実施に関する詳細が多くの議員によって言及された。
議会運営委員長の齋藤秀紀氏は、9月定例会の質疑について「質疑は、ただ聞くだけでなく調査及び研究を深めるべきだ」と強調した。
議員は質疑に対し、基本的な姿勢やマナーを再確認する必要があると述べた。
また、各議員が感じた問題点や意見も挙げられ、さらなる質の向上が求められた。
次に、女性模擬議会についての報告が行われた。
具現化検討特別委員会委員長の小野一晴氏は、8名の女性模擬議員が決定したことを発表し、実施スケジュールも確認された。
「女性模擬議員は議員らのサポートで活動するため、全議員が協力する必要がある」と小野氏は述べ、その重要性を説明した。
特に、女性の視点からの統治活動を体験することは、今後の議会活動においても重要な意義を持つと指摘された。
庄内町議会議員の定数を見直す議案も提出された。
議会運営委員長の齋藤秀紀氏は、「定数を16人から14人へ削減する」と提案し、その理由として議員なり手不足解消調査特別委員会報告書に基づくものであると説明した。また、無駄のない運営体制を目指すための改正が必要とされ、これに応じて、議員数の見直しや運営規則の改正も進められる予定である。
この他、議会規則や運営規程の改正についても協議が行われた。
特に育児や介護に関する議員活動の支援を強化するため、出席できない事由を明確にする規定が設けられることになった。
今回の全員協議会では明確な合意形成がなされ、多くの重要課題が前進したことがうかがえる。
今後は、これらの議題に関する具体的な施策が進展することが期待される。