令和3年1月26日、庄内町議会は臨時会を開催し、主に一般会計補正予算についての審議を行った。
会議では、出席した議員の中から工藤範子議員が議案第1号について質疑を行い、除雪に関する予算の積算について確認した。町長は、予算の補正額として1億4,247万2,000円が追加され、総額154億5,295万5,000円になると説明した。この補正は、大雪による除雪作業委託料が主な内容である。
また、齋藤秀紀議員も除排雪に関する意見を述べ、実施基準が不明瞭であることを指摘した。町は雪の状況を見ながら調整を行う方針だが、早期の作業を求める声も上がっている。さらには、今回の大雪による事故件数に関する報告が行われ、議事録に記載されることに決定された。
建設課長は、排雪の基準があいまいであることを認め、現地の状況に応じて判断することを強調した。排雪の具体的な実施は周辺住民からの要望に基づくとのことであるが、特に通学路については一層の配慮が必要との意見もあった。
その他、農業被害に関する報告も行われ、ストック・ネギやパイプハウスの被害が発生している旨が伝えられた。これに対する対策についても議論され、今後の検討を要することが確認された。
最終的に、議案第1号「令和2年度庄内町一般会計補正予算(第9号)」は満場一致で可決され、議会は閉会となった。