令和3年3月2日、第3回庄内町議会定例会が庄内町役場議事堂にて開催された。
議会は開会され、今回の会議では34件の議案が付議されたことが報告された。
出席議員は全ての定足数を満たしており、議長の吉宮茂氏が会議を進行した。
特に注目されるのは、議案第131号の「第2次庄内町総合計画基本構想に係る基本計画について」である。この議案は原案通り可決されたが、今後の計画の進展に期待が寄せられている。
続いて、議案第4号の「令和2年度庄内町一般会計補正予算(第11号)」が審議され、提案者の町長、原田眞樹氏が補正の意義や内容について説明した。この補正予算は歳入歳出それぞれに1億8,579万6,000円を追加し、総額156億7,582万円となる。特に、コロナ禍による影響を受けた住民支援施策が含まれた。
また、一般質問でも、他の議員からの質問が相次ぎ、特に新型コロナウイルス対策や社会保障、地域振興に関する懸念と要望が表明され、町長が意見交換を行った。
さらに、議案第18号では町長から、特別休暇制度の見直しが報告され、新たなルールが設けられることが確認された。また、議案第19号では国民健康保険税条例の改正が行われ、これにより負担の公平さが求められるようになる。
このように多岐にわたる議題が次々と審議され、各自の意見が活発に交わされた。
最終的に、全ての議案は賛成多数で可決され、予定されていた議事は全て終了した。特に、地域に密着したサービス提供の基準を見直す動きや、上下水道、農業施策における課題が浮き彫りとなり、今後の町運営が注視される。