令和3年6月定例会の4日目に行われた酒田市議会では、多くの重要な議題が取り上げられた。
最初に、公債費負担比率に関する問題については、長堀幸朗議員が提起した。彼は町の公債費負担比率が危険ラインに近づいていることを指摘し、改善策が必要であるとの見解を示した。これに対し、町長は必要な事業に投資することも重要であり、借入額を抑制する意義について説明した。
続いて、教育関係費について、長堀議員は、教育施設の老朽化や学校の統廃合についても言及。教育長は、教育環境の均などを整備する重要性を強調し、地域の実情に応じた教育施策の実施を計画していると伝えた。
次に、議題は消火栓の管理に移った。議員から、埋設型消火栓が冬季間に埋もれてしまう課題に関する質問があった。環境防災課長は、現在地元消防団が対応していることを説明し、消火栓の使用方法についても周知徹底していく必要があるとの意向を示した。
さらに、高速交通網の整備が議題に上がり、新庄酒田道路の建設促進について話が及んだ。町は、沿線住民の利便性を向上させ、全線開通を目指すため、関係市町と連携しながら要望活動を継続していく意思を示した。。
また、庄内空港の滑走路延長に関する質問にも町長が応じ、これを実現するための今後の取り組みを説明した。特に、国際線運航の拡充が期待されている。
最後に、新型コロナウイルスワクチン接種の状況についても報告があった。町長は、ワクチン接種が円滑に進むよう最大限の努力をしているとし、町民への周知を強化していく方針を表明した。これまでの接種状況と今後の見通しも話された。特に65歳以上の高齢者への接種は順調に推移しているものの、今後の一般接種に向けての課題についても認識を示した。ワクチン接種につきましては、今後も適切な情報提供と体制整備が求められています。