令和5年12月8日、庄内町議会では一般質問が行われ、冬期間のスクールバス運行や未利用施設の活用が議論された。
最初に、スルタン・ヌール議員が冬期間のスクールバス運行について質問した。議員は、雪や悪天候時の運行要望を強調し、教育長の佐藤秀樹氏は、関係者の意見を聴取し、安全な運行基準を策定する必要性を強調した。特に、悪天候時には臨時運行が必要だとの意見が多く寄せられていることを示し、来年度に向けて見直しを検討していると述べた。
次に、スルタン議員は未利用施設の利活用についても言及した。旧清川保育園や旧松肝ふれあいセンターが閉鎖しており、現在は普通財産と分類されているとのこと。町の安藤一雄監査委員は、売却や有効活用の検討が続けられるとの見解を述べた。特に、地域住民への利用促進が課題であることも指摘された。
さらに、子育て支援センターの職員体制について石川武利議員が質問し、正規職員減少による運営上の懸念を述べた。町長は、支援体制をきちんと確保しているとの見解を示した。
最後に、加藤將展議員が自伐型林業の重要性とその制度について触れた。村有林の適正管理や活用方法に関心を寄せ、この道を活性化させるためには町の役割が重要であると語った。特に、地域との連携や市民への情報提供が活性化の鍵とされ、今後の取り組みに期待が寄せられている。