令和2年7月31日、酒田市議会が臨時会を開催した。
議事では、会議録署名議員の指名、会期の決定、損害賠償の報告、補正予算案の審議が行われた。
小松原俊議長は、全員出席の下、会議を開始した。
最初に会議録署名議員として、本多茂議員、田中廣議員、市原栄子議員が指名される。
続いて、田中斉議会運営委員会委員長が本日の会期は1日と決定したと報告した。
議長はこれに異議がないことを確認し、会期が決定した。
その後、丸山至市長が報第18号について説明を行った。
これは公用車運転中の事故による損害賠償の額の決定に関する報告であった。
次に、議第75号の一般会計補正予算について、丸山市長が概要を説明した。
補正予算案は9億8,763万5,000円を増額し、予算総額は698億7,046万9,000円に達する。
新型コロナウイルスの影響で法人市民税を還付し、様々な事業を計上することが主な目的とされた。
具体的には、庄内空港の利用促進や、ひとり親世帯への給付金、テレワーク環境の整備の補助金が含まれている。
また、キャッシュレス決済導入促進事業や学習用端末の購入も新たに計上された。
この内容について質疑は行われず、議案は予算特別委員会に付託されることが決定された。
その後、予算特別委員会委員長から原案可決が報告され、双方の質疑や討論がなかったこと受け、採決が行われた。
議長の確認の下、予算案は全会一致で可決された。
昼下がりには、すべての議案が審議を終え、臨時会は閉会した。