令和4年3月4日、酒田市議会は、ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議を採択した。
市民の安全と平和を守る意義を強調し、国際秩序を脅かす行為には厳密に対処する必要があると述べられた。議会では、議会運営委員会委員長の齋藤直議員が決議の趣旨を説明した。
決議では、ロシアの行動を国際法違反とし、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害していると指摘した。さらに、この問題は決して地域的なものではなく、欧州のみならずアジア地域の平和にも大きな影響を与えるものであると警告した。
「ロシアは戦争から何も生まれず、何も解決できないことを理解すべきである」と、齋藤議員は強調した。会議では質疑や討論はなかったものの、全員一致での採決が行われ、議会第1号は原案の通り可決された。
決議は政府への要請も含んでおり、国際社会との連携を強化し、ロシアへの制裁措置を徹底することが求められている。市議会として、一刻も早いウクライナ国民の安全確保と平和実現を訴える。
次回の本会議は、3月11日午前10時から行われる予定である。議会は市民の声を代弁し、地域社会の平和を築く役割を果たしていく考えを示している。