令和5年11月22日、酒田市議会は臨時会を開催した。出席議員は全員そろい、議事は円滑に進む。
まず、議長の指名により常任委員会委員が選任され、続いて佐藤猛議長は議会改革推進特別委員会の設置を提案した。議会運営委員会委員長の佐藤伸二議員は、「議会基本条例に基づき更なる議会改革を進めるために、特別委員会を設置する必要があります」と述べた。
特別委員会は9名で構成される。設置期間は令和7年9月30日まで、調査研究及び提言が行われる。これに対し、議員たちは異議なく了承した。
次に、酒田地区広域行政組合議会議員の選挙が実施された。選挙方法は指名推選に決定し、議長は市村浩一議員ら10名を指名。当選者として決定された。
庄内広域行政組合議会議員の選挙も同様に進められた。指名推選により、佐藤弘議員ら5名が特定され当選した。
さらに、議第102号酒田市監査委員の選任に関して、矢口明子市長が後任に高橋千代夫氏の選任を提案し、質疑は行われなかった。討論なしで、採決に入ると「異議なし」との意見で可決された。
最後に、議席の変更を議題とし、提出された案が「異議なし」で承認。全ての議案が議了し、令和5年第8回酒田市議会臨時会は無事閉会した。議長の佐藤猛氏は、「皆様のご尽力に感謝します」と締めくくった。