令和3年11月24日に行われた酒田市議会の臨時会で、複数の重要議案が審議された。
特に、議第80号の請負契約の変更については、消防庁舎及び総合防災センター整備事業に関する外構工事の経緯が報告された。
総務常任委員会委員長の池田博夫氏は、この契約変更が必要になった理由として、工期の延長と新たに判明した軟弱地盤の改良を挙げた。
この変更により、請負金額と工期が見直され、原案は可決された。
また、議第81号の損害賠償の決定についても問題が議論された。
民生常任委員会委員長の江口暢子氏は、浜田保育園で発生した事故に関する損害賠償額の決定を説明し、この件についても原案が可決された。
さらに、専決事項の報告も行われた。
予算特別委員会委員長の武田恵子氏は、地域交通事業者や観光施設への支援を含む補正予算の内容を報告し、議会の承認を得た。
議会では、新たに「議会改革推進特別委員会」を設置することが提案され、委員会は9名で構成される。本委員会は、議会の改革や活性化に向けた調査研究を行うことが目的とされる。
選挙関連の議題では、酒田地区及び庄内広域行政組合議会の議員選出も行われ、全ての議員が指名推選で選ばれた。
最後に、酒田市の選挙管理委員及び監査委員の選任が行われ、各議案は異議なく承認された。
本臨時会は、一連の議案の審議を終え、閉会となった。