令和3年1月26日に行われた酒田市議会臨時会には、重要な議題が多数持ち込まれた。
議長の小松原俊氏は、全議員が出席する中、会議の開会を宣言。会議は、議事日程第1号に基づいて進められた。具体的には、会議録署名議員として武田恵子議員、進藤晃議員、佐藤喜紀議員の3名が指名されると、続いて会期決定が行われた。
田中斉議会運営委員会委員長は、臨時会の会期を本日1日のみとすることを報告。異議がなかったため、会期は無事に決定された。
次に、報第1号専決事項の報告として、丸山至市長が登壇。昨年末の降雪に伴い、除雪事業費と克雪支援事業費を増額する必要があったと説明した。これに対して議員からの質疑は発生せず、専決処分が承認された。一般会計補正予算(第14号)については、予算を2億4,278万円増額し、総額786億8,034万1,000円となることが提案された。
市長の説明によれば、加算は主に新型コロナウイルスワクチン接種体制整備等に関連していて、資金源としては国庫支出金や繰入金の増額が伴う。議案に対する質疑・討論は行われず、結果として原案が可決されたことが報告された。
さらに議第2号では、飛島情報通信基盤整備業務に関する請負契約が議題に上がり、こちらも原案通りに承認された。総務常任委員会及び予算特別委員会の調査報告が受けられた際も、議員からの質問は途絶えており、スムーズな進行が図られていた。
最後に、小松原議長が閉会を宣言し、全議案の審議が終了したことを報告。議会は昼1時8分に閉会し、参加する全ての議員が会務に尽くしたことを称賛した。