令和4年6月3日、酒田市議会の定例会が開かれ、議案が数多く上程された。
会議は、高橋千代夫議長の挨拶で始まり、全員出席の下、議事された。会期は本日から6月16日までの14日間と決まり、承認された。
最初に、会議録署名議員として池田博夫議員、松本国博議員、安藤浩夫議員の3名が指名された。
その後、議案の審議が行われ、特に令和3年度酒田市一般会計に関する報告が重要な議題として扱われた。市長の丸山至氏は、一般会計の継続費を令和4年度に繰越すことについて説明。
観光物産施設改修事業費など、合計2億556万円の額が計上されている。また、庁舎等維持管理事業に関する繰越明許費として25億1,595万8,323円が挙げられた。
新型コロナウイルスワクチンに関する施策も焦点となった。丸山市長は、コロナ対策として、世帯への給付金を1世帯10万円とする考えを示した。これは、物価高騰やコロナ禍の影響を考慮したもの。
さらに、企画部によるデジタル変革が触れられ、オンライン申請の利用促進に関する経費も計上された。
その後、様々な条例改正案が提案され、地方税法に関する改正や介護保険に関連することも議題に。
最後に、物品の取得に関する議案が数件上程され、業務用パソコンや小型除雪車の取得について詳述された。これにより、市の運営が円滑に進むことが期待されている。
高橋議長は、すべての議案について討議した後、今次の会議を延会することを決定。次回の会議は6月7日に予定されている。