令和6年4月15日、酒田市議会定例会が開かれ、主要な議案が審議された。
議会は、出席議員全員が確認された後、日程に沿って進行した。最初に、会議録署名議員が指名された。
そして、会期の決定が行われた。議会運営委員会委員長の佐藤伸二議員は、会期を令和6年4月15日から同年12月27日までの257日間と報告した。この決定に対し異議はなく、承認された。
その後、酒田市の水道に関する条例の一部改正についての報告がなされた。提出者の矢口明子市長は、市議会の招集に時間的余裕がなかったことから、専決処分を行ったと説明した。
また、酒田市一般会計補正予算についても触れられた。本予算は増額され、総額571億6,579万9,000円になることが審査結果として報告された。主な増額理由として、部活動の地域移行に関する経費や体育施設の改修経費が挙げられた。
その後、税条例の改正案も審議され、酒田市国民健康保険税の課税限度額を見直す姿勢が示された。この改正は地方税法の一部改正に基づくもので、適時の課題解決が求められている。
最後に、各委員長からの報告に対して質疑が行われたが、特に不明点の指摘はなく、全ての議案が採決に回された。議長の佐藤猛議長は、各議案を順次採決し、全て承認されたことを確認した。
こうして、この日の議会は午前11時33分に終了した。議会での活発な議論と決定が今後の市政に影響を与えることが期待されている。