令和3年第4回酒田市議会が開催された。
本日は、全議員が出席し、議事が進行した。議長を務める小松原俊氏は、会期を14日間に設定すると発表した。会期は、本日11日から6月24日までとされた。
会期決定に先立ち、議会運営委員会の報告が行われた。議会運営委員会委員長の田中斉氏は、この会期についての取り決めが行われたことを伝えた。議長は、これに対して異議がないことを確認し、期間が決定された。
議題の中には、令和2年度の各種会計報告が含まれており、特に新型コロナウイルス関連の施策が注目されている。丸山至市長は、報第8号として新型コロナウイルスワクチン接種に関連した予算の繰越について、合計2億2045万500円を令和3年度に繰越す必要があると述べた。
続いて報告された報第9号では、庁舎等維持管理関連の施策として、40億4558万8856円の繰越が求められた。市長は、これら施策の重要性を強調し、具体的な対応が必要であることを訴えた。
その他の報告としては、令和2年度の風力発電事業や水道事業に関する予算繰越についても説明がなされた。丸山市長は、地元経済の活性化に向けた財政対応を強調し、特に新型コロナウイルス感染症への対策について言及した。
議会では、補正予算や新型コロナウイルスに関連する条例改正が取り上げられた。また、特に税条例の改正について、市民の理解を得ることが必要であるとの見解が示された。
議長は、次回の本会議が予定通り進行することを確認し、出席者に対して今後の審議に期待を寄せた。議会は午後10時15分に延会となり、次回は6月15日午前10時から再開される予定である。