令和6年9月25日、酒田市議会は第6回定例議会を開催した。
本議会では、会議の透明性を確保するため、議事録署名議員が指名された。
指定されたのは、伊藤欣哉議員、佐藤喜紀議員、武田恵子議員の3名である。
また、議会の期間についても決定が行われ、9月25日から10月18日までの24日間と定められた。
議会運営委員会による提案を受け、異議なしと認められた。
続いて、報告事項がいくつか提出された。
長尾和浩事務局長が令和6年9月18日付の経営状況の報告書を各議員に配布し、その内容について説明を行った。
この報告には、鳥海やわた観光株式会社などの経営状況が含まれているという。
次に上程された議案の中には、令和5年度の一般会計継続費精算報告や財政健全化判断比率に関するものがあり、矢口明子市長がその説明を行った。
報第15号は、一般会計予算の防災対策強化事業費について精算報告を行う内容である。
続いて、報第16号は、令和5年度決算に基づく財政健全化判断比率及び資金不足比率に関するものであり、監査委員の審査を経て報告されることになる。
それに加え、地方独立行政法人の業務の実績評価に関する報告が2件提案され、実績が評価された。
これらの評価は、地方独立行政法人法第28条に基づき、議会に対して報告されるものである。
さらに、認定議案として令和5年度酒田市各種特別会計の決算認定が上程され、財政の透明性が意識された。
認第1号から認第6号までの決算報告が行われ、それぞれの会計の実績が詳細に報告された。
特に、一般会計は歳入決算額616億円を記録し、歳出は602億円で、実質収支は黒字であった。
総じて、議会はしっかりとした議事が進行し、財政の健全性や施策の実施状況について活発に議論された。
すべての議案は順調に進行し、今後の本会議も期待される。
次回の本会議は、9月30日午前10時より開催される予定である。