令和5年1月24日に開催された酒田市の臨時会では、令和4年度の一般会計補正予算が議題となった。
本臨時会において、出席したのは23名の議員であり、全員が参加している。議長の高橋千代夫氏が開会を宣言し、各議題への進行を行った。
会議録署名議員として、遠田敏子議員、伊藤欣哉議員、佐藤喜紀議員の3名が指名された。続いて会期については、議会運営委員会の報告が行われ、会期は本日1日と決定された。
その後、予算特別委員会に上程された令和4年度酒田市一般会計補正予算（第10号）について、丸山市長から提案理由の説明があった。補正予算は7,732万1,000円の増額が含まれ、総額601億1,095万3,000円となる。これに対し、主な財源は国県支出金の増額である。
補正予算の背景にあるのは、マイナポイント第2弾に伴うマイナンバーカードの申請期限延長及び出産・子育て応援交付金の交付に関する経費である。このため、必要な経費の増額が提案され、委員会でもその内容が議論された。質疑は特に上がらなかったものの、円滑な審議が続けられた。
予算特別委員会により、議案は原案通り可決された。委員会委員長の武田恵子議員は、審査結果を報告し、議員の支持を得る形で議案が進められた。
最終的に高橋議長が採決を行い、異議はなかったため、議第1号は可決の運びとなった。高橋議長は閉会の日時を告げ、すべての議案が審議されたことを報告した。議会運営においてスムーズな進行がみられたことが、議員や市民から評価される結果につながる。