令和5年12月7日、酒田市議会の第9回定例会が開催された。
市長や各担当部長が、予算案や条例の改正について説明を行った。
議事は22件に及び、全議員の出席が確認された。
最初に、佐藤猛議長が会議を開会し、会議録署名議員として遠田敏子議員、伊藤欣哉議員、佐藤喜紀議員の3名が指名された。続いて、会期については、12月7日から20日までの14日間と決定された。
次に、矢口明子市長が議第103号令和5年度一般会計補正予算の提案理由を説明した。補正予算は、主にふるさと納税に伴う経費や子育て支援医療扶助費の増額などによるもので、予算総額は586億円となる見込みである。市長は、、この補正が地域福祉や安心・安全な社会の実現に寄与することを強調する。
その後、議第104号国民健康保険特別会計補正予算について触れ、500万円の増額が提案された。これにより、予算総額103億円となることが明記された。 さらに、介護保険特別会計補正予算も840万の増額が承認され、予算総額は136億円に達する。
その他、各種条例の改正についても言及された。市長は、条例の変更が市民の利便性向上に寄与することを期待した。特に、酒田市眺海の森天体観測館に関する条例は所期の目的を達成したため、廃止を提案した。
次いで、請負契約に関する議案がいくつか上程され、付帯工事や契約金額の変更についても議論が展開された。議長は、これらの変更が市民生活にどのように影響を与えるかを考慮すべきと述べ、慎重な審議を促した。
最後に、次回の会議は12月11日午前10時から再開されることが確認され、議会は延会された。議長は参加者に感謝の意を表し、会議を締めくくった。