令和5年9月14日、酒田市議会が臨時会を開会した。議会は全員出席し、議事が順調に進行された。
高橋千代夫議長が開会を宣言し、議席の指定を行った。この際、補欠選挙で当選した佐藤伸二議員が19番に、田中斉議員が20番に指定された。続いて、議席の変更についても報告を行った。
会議録署名議員の指名では、田中斉議員、田中廣議員、後藤仁議員の3名が選ばれた。そして、今臨時会の会期は本日1日のみに決定され、指名された議員に着席が求められた。
常任委員会委員の選任については、民生常任委員会に佐藤伸二議員、建設経済常任委員会に田中斉議員がそれぞれ指名された。
報告事項に関しては、専決処分の報告が行われた。報第11号では、酒田市の乗合バス運行中の事故による損害賠償が決定された。報第12号においては、市道の側溝蓋劣化による損害賠償額も報告された。
次に、令和5年度酒田市一般会計補正予算に関する議案が審議された。この補正予算は、4億8,434万4,000円の増額を行い、総額は567億3,338万9,000円に達するという内容であった。新型コロナウイルス感染症対策としての生活者支援経費や日本ご当地ラーメン総選挙に関する補助金も計上された。
歳出項目に関しては、物価やエネルギー価格の高騰への対応として、市内店舗でのキャッシュレス決済に対するポイント付与を検討。また、日本ご当地ラーメン総選挙、本戦出場に係る補助金および国際旅展でのトップセールスに必要な経費も含まれる。
次に、乗合バス用小型バスの取得に関する議案が上程された。入札結果により、株式会社庄交コーポレーションから2,406万1,410円で取得する。
最後に、議案に対する質疑が行われたが、質疑はなく、委員長の報告が行われた。
全ての審議が終了し、高橋議長が会議の閉会を宣言した。」「本臨時会では、全議案が可決され、会期は1日のみである。本市の施策や予算に影響を与える重要な情報が盛り込まれた。