令和元年12月9日、酒田市議会は定例会を開会し、議題を進行している。
本会議では、会議録署名議員の指名が行われ、松本国博議員、安藤浩夫議員、佐藤伸二議員の3名が選任された。続いて議会運営委員会の報告を受け、会期が12月20日までの12日間と決定した。これに異議がなく、全議員の同意を得て進められた。
議第144号として令和元年度酒田市一般会計補正予算の審議に入る。丸山至市長が登壇し、補正予算の増額内容を説明した。一般会計予算は3億1,121万9,000円増額し、541億2,103万8,000円となる。この補正予算は、各事業の執行や、施設管理に関わる債務負担行為の追加が主な目的とされている。特に、ふるさと納税推進やマイナンバーカード申請用の機器購入が挙げられた。
議第145号は介護保険特別会計予算の補正。金額は2,406万8,000円増で、国県支出金や保険料等が増額される。
また、都市計画税条例の改正やコミュニティセンターの設置に関する条例改正案も提出された。これらの改正は新しい下水道事業区域の追加や、防災センターの整備に関するものである。小松原俊議長は議題を進行し、質疑応答に臨んだ。
質疑につきましては、代表質疑が行われたが、特に問題提起は上がらず、質疑は結了した。議会はその後、常任委員会へ議案の付託を行い、予算特別委員会が設置されることとなった。続いて請願1件が建設経済常任委員会に付託された。
議案の審議は進み、最終的にこの日の全日程は終了。次回の本会議は12月17日午前10時から再開される。議長は全議員に対し、会の進行を労いながら散会を宣言した。