令和2年3月定例会が開催され、議案19件が一括で審議されました。
主要議案には、酒田市情報公開条例や個人情報保護条例の改正が含まれています。
議第7号では、情報公開条例を原則公開とする新たな規定を設けることが議決されました。
このほか、酒田市基金条例の一部改正も支持されました。
特に新設される庄内自然エネルギー発電基金に関する内容が注目されています。
また、酒田市福祉乗合自動車運行条例も改正され、運行内容が見直されることとなりました。
さらに、三川町、庄内町、遊佐町との定住自立圏形成協定の変更も議決され、地域連携の強化が図られます。
議第12号の印鑑条例や、議第17号の辺地における公共的施設の総合整備計画の変更案も通過しました。
重要な予算案件では、令和元年度の一般会計補正予算が承認されました。
増額後の予算総額は580億を超え、財政運営において国や事業費調整などの具体的な数値も示されました。
市長の施政方針も支持され、地域と市民の協力によるまち作り이 평가されました。
特に市長は「賑わいの創出」が主なテーマであり、地域経済の振興が強調されました。
酒田市の魅力を発信することで、観光や定住者の増加を目指す考えが示されており、2030年を見据えた長期的なビジョンが共有されました。
政策の推進には市民の参加が不可欠であるとし、誰もが暮らしやすい街の実現に向けた具体的な計画が語られました。
最後に、議会は令和元年度の補正予算及び令和2年度の予算案を一括で採決し、全てが原案通り可決されました。
市長は今後の施策実行に向け、議会と市民の協力を求める姿勢を強調しました。