令和4年第5回栃木市議会定例会が開催された。
議会では、会期の決定が重要な議題として上程され、全会一致で32日間とすることが承認された。
市長の大川秀子氏は、今回の定例会において32件の案件を議題として上程すると発表した。この中には報告事項、補正予算、条例の制定・改正、人事案件、そして決算の認定が含まれる。
特に補正予算は注目され、一般会計においては当初予算よりも約7億403万円の増額を見込む内容となっている。具体的には、子ども医療費助成や医療費助成が増額される一方で、地域施設再編モデルの整備費は削減される。
議案第110号と第111号の人権擁護委員の候補者推薦についてもスムーズに採決され、すぐに合意が決定された。また、決算特別委員会が設置され、各会計の決算審査が開始されることも確認された。
次回の一般質問は8月30日に行われる予定で、議員や市民からの質問に対し、執行部が丁寧に対応する姿勢を示している。議会の議論を通じて、地域の発展や市民生活の向上に向けた重要な決議が期待される。
会議は快調に進み、最終的には全会一致で休会の提案が承認され、議員および出席者は議題の進行に満足して散会した。