令和4年9月7日、佐野市議会において行われた一般質問では、市民課窓口業務の民間委託が大きなテーマに取り上げられました。
鶴見義明議員は、市民課窓口業務の民間委託に関する過去の実績を踏まえ、民間ノウハウの活用による市民サービス向上について質問しました。金子裕市長は、「民間委託を行ったことにより、窓口業務においてより柔軟な人員配置が実現し、一定の業務効率化を図ることができている」と述べ、個人情報保護へも万全を期すと強調しました。
また、2回目以降の質問では、市民サービスの向上について詳しく質問されました。実際、窓口業務の待ち時間が短縮されたとの調査結果が報告され、一定の効果が見られると認識されていますが、一方で、市民から寄せられた声の中には、改善の余地があるとの指摘もありました。
さらに、感染症対策についても質問があり、教育長は学校での感染症対策や教職員の働き方改革に関して、地域全体で協力し合う必要性を訴えました。新型コロナウイルスの影響で発熱や体調不良を抱える生徒の対応について、迅速な指針を示すことが求められている中、教育現場の負担軽減に努める必要性も語られました。
最後に、教育長は学校全般におけるストレスチェックの結果についても説明し、教職員の健康を考えた施策の重要性を訴えました。学校給食の運営や公的支援の充実など、全体として地域で子供を支える仕組みが求められています。
今後も、市民サービスの向上と教育環境の整備を目指し、議会との連携を強化しながら、一層の努力が必要です。