令和2年3月定例会において、さくら市の市長、各議員が集まり様々な重要なテーマについて活発に議論が交わされました。
特に注目されたのは「桜の郷づくり」についての意見であり、福田克之議員は、桜の育成や市の名を冠した桜の良さについて言及し、市長や桜マイスターとの連携強化が必要であると訴えました。
花塚隆志市長は、桜の郷づくり計画に基づく取り組みを報告し、これまでに262本の桜を植栽したこと、さらに桜に関する専門家との連携や地域住民の活動の重要性を強調しました。市長は今後も桜の育成に注力するとともに、弘前市との連携を深めていく方針を示しました。
また「危機管理」についても深刻な議論が行われました。大河原千晶議員は気候変動や災害に対する自助努力の治体としての重要性を指摘しました。市長は、自主防災組織の設立を推奨し、近隣市町と連携の強化を図っていることを説明しました。特に、台風などの自然災害への備えとして、防災像は重要であるとし、全庁的な防災意識の向上を求めました。
さらに再犯防止計画に関する発言からは、地域での孤立を防ぎ、社会復帰を目指す動きも見受けられました。市長は、矯正施設所在自治体会議を通じて再犯防止を図り、協力体制を築くという考えを述べ、柔軟な発想が必要だと認識を示しました。
このように、さくら市の定例会では多くの重要なテーマが取り上げられ、今後の施策に向けた明確なビジョンが確認されました。市民一人ひとりが暮らしやすい地域を築くため、さまざまな施策が今後も展開される見込みです。