令和元年第2回伊豆の国市議会定例会において、公共施設再配置計画やプログラミング教育の取り組みが議論された。これに関連し、多くの議員が公共施設の適切な運用と市民サービスの向上について質問した。
市長の小野登志子氏は、公共施設再配置計画について、既にいくつかの工程が順調に進んでいると述べた。特に、廃止された施設の姿勢があることを考慮し、それぞれの施設について、今後の使用や処分に関する基本方針を設定していることを強調した。
高橋隆子議員は、再配置計画の進捗に関して具体的な数値を求め、地域住民の意見を基にした透明性のある計画策定の重要性について言及した。市長もこの点に理解を示し、市民参加の重要性について繰り返し強調した。
プログラミング教育についての議論も行われた。教育長の内山隆昭氏は、大仁小学校でプログラミング教育の試行が行われていることを説明し、他の学校でも導入を進めていると報告した。プログラミング教育における教職員の教育も重視され、専門知識を持った人材の育成が進められていることが伝えられた。また、技術職員の支援についても、地域のニーズに合った形で充実していく必要があると付け加えた。
さらに、市道大101号線の安全対策について、伊豆の国市議会が事故対策としてソリッドシートやドットラインを導入していることも話題になった。警方と連携して減速策を講じているが、依然として事故が発生している状況について、さらなる対策が求められる場面が見られた。
このように、公共施設再配置計画やプログラミング教育、交通安全についての議論は、まちづくりの重要な一環として今後も注視されていくことから、市民の意見やニーズが反映される形で進められる必要があるとされる。