伊豆の国市の定例会で、自転車を活用した地域活性化について様々な議論が交わされた。
まず、スルガ銀行と連携した「伊豆の国まるごとポタリング」の取り組みが進行中であることが提示された。この取り組みは、サイクリストが市内の観光スポットや史跡を巡るもので、すでに数回のイベントが開催されており、参加者からは高評価を得ている。
加えて、かわまちづくり計画において自転車利用者の滞在拠点の設置が考慮されている。今後の公園整備にあたり、民間事業者に整備を提案してもらうことが計画されている。特にSHIMANOなどの企業の involvement も期待されている。
更には、狩野川沿いのコースでの事故が増えていることに対し、危険箇所の案内板や横断歩道の設置が求められている。特に、神島橋や狩野川大橋の施策については、引き続き検討が行われる予定である。
自転車利用の呼びかけについては、学校での交通安全教室を通じて、小学生、中学生に対して教育が行われており、大人に対しての啓発活動も必要との意見が示された。特に、近年のイヤホン使用やスマートフォン操作禁止のルールを遵守するための啓発が求められている。
さらに、自転車購入の助成金制度について意見が交わされ、助成の鍵となる考慮事項について市の方針が問われた。自転車利用促進に資する手段として、助成金の導入を検討する必要性があるとの見解が示された。
最後に、自転車活用推進計画の策定について市が主体的に行う意向が示され、実施が期待される。今後、狩野川のポテンシャルを生かした設計が進められる見込みである。