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伊豆の国市議会、一般会計補正予算を可決

伊豆の国市が令和2年度一般会計補正予算を可決。大河ドラマ館の設置を巡る請願も採択される。
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令和2年12月15日、伊豆の国市議会は定例会を開催した。

この会議では、2020年度の一般会計補正予算の議案第86号や、請願第1号が議題に上がった。

議案第86号について、内田隆久総務観光建設委員会委員長は、11月30日に本会議にて付託されたこの議案に関し、審査を行ったことを報告した。

報告によると、ふるさと寄附金については、現在の寄付き額が11月末現在で1億5,544万円、その年度末見込みが約3億円であることが説明された。これに対し、委員の一部からはその増額の背景が問われ、当局からは当初予算では2億5,000万円が計上されていたが、今回の5,000万円の増額は必要であるとされているとの回答が得られた。

また、固定資産税の支払い猶予については、17件が申し出られ、その額は5,865万895円とのことである。

次に、請願第1号について、内田委員長は、NHK大河ドラマのドラマ館設置場所の変更を求める請願についても報告した。

この請願は、以下のような理由から提出された。令和4年に放送予定の大河ドラマが伊豆の国市出身の北条義時を主題としており、これを機に観光客の誘致を行いたいとの考えが市民に広がっている。しかし、設置場所として現在考えられている韮山文化センターが、地域の文化活動や市民活動の場としても利用されているため、その使用が困難になることがなる懸念が示された。

請願者からの説明に対し、紹介議員の田中正男氏、髙橋隆子氏が補足的な説明を行い、ドラマ館は文化活動への支障となるべきではないといった思いが市民の声として存在すると強調した。

さらに、会議の中では市民文化活動が影響を受ける懸念も表明され、請願者の懸念が市民文化の維持につながる重要な要素であることが確認された。各議員から反対意見も出される中、最終的にこの請願が採択されることとなった。

今後の市議会の運営と市民の文化活動支援について、現場の声に耳を傾ける姿勢が求められているとの観点から、この会議の重要性が再確認された点も印象に残った。

議会開催日
議会名令和2年第4回(12月)伊豆の国市議会定例会
議事録
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