令和3年6月24日、伊豆の国市議会第2回定例会が開催された。
議題は令和3年度伊豆の国市一般会計補正予算(第4号)であり、議案書は各委員会に付託された。総務観光建設委員会の委員長、小澤五月江氏は、補正予算の内容について重要な事項を報告した。
特に、特別交付税として計上された3,216万円は、順天堂大学静岡病院への交付に関するもので昨年度よりも96万円の増額となっていることが明らかにされた。昨年度の補正額は3,120万円であり、財政力補正の変動が影響したと説明された。
また、移住定住促進事業における400万円の増額についても言及されており、相談中の4世帯分の対応を前提としたものである。教育部所管の予算についても、学校の理科教育設備整備費が計上されていることが重要視された。
一方、福祉文教経済委員会の委員長、笹原恵子氏は、新型コロナウイルス感染症の影響で生活に困窮する世帯への自立支援金について説明した。この支援金は、申請者の収入や資産状況に基づいている。また、年金受給者や高等職業訓練に関する質問にも答え、制度の詳細が共有された。
さらに、伊豆の国市が負担する救急医療等運営事業補助金については、昨年度よりも減少して6,000万円が計上されることが報告された。この計上額については、実情をもとに精査がなされているとのことである。