令和5年第2回宮代町議会定例会が5月25日に開会した。
新井康之町長が定例会の開催に際し、出席した議員に対して感謝の意を表明した。
本会議では、専決処分の承認及び各種条例の審議など、計7件の議案について検討を行う予定であった。
議案第19号から第25号にかけては、税制や条例改正、予算補正など多岐にわたる内容が含まれている。
特に、物価高騰の影響を受けた低所得の子育て世帯に対する特別給付金については、子ども一人につき5万円の支給を計画している。
新井町長は、この施策実施の重要性を訴えた。
また、宮代町空家等対策協議会条例の新設が提案され、空き家対策の強化に向けた取り組みが期待される。特にこの条例は、空き家に関する計画作成や特定空き家の認定を目的としている。
議論される議案は多岐にわたるが、特に市民生活に直結する施策が注目を集めており、関係者はその実施に向けて早急な検討を求めている。
さらに、町民からの意見を反映するために、6月には一般質問日を設け、議員と町民との対話の機会を増やすことが確認された。
新井町長は「町民に寄り添った施策を打ち出していく」と強調し、今後の議論に期待を寄せた。