山田裕子議員が行った質問では、困難女性支援法施行に向けた取組が主な焦点となった。
市長は、基本計画の策定が進行中であると述べ、相談体制の充実も図る必要があると強調した。また、拠点施設や民間団体との連携も重要なポイントとして挙げ、地域全体での支援が求められていると指摘した。啓発活動においても、庁内や市民への情報提供を強化し、周知を図る方針であることが示された。
次に、教育長へ向けた質問として、学校における月経教育の現状が問われた。教育長は、月経教育の実施状況について報告し、生理用品の配置やその必要性についても言及した。教育における性に関する理解を深めるための重要な施策であるとの認識を示した。
また、市長に対する質問項目として公園トイレの環境改善が挙げられた。市長は、維持管理や改修に伴う具体的な施策が進行中であることを報告した。さらに、清掃状況の適切さも保たれるべきであるとの考えを示し、安心して利用できる環境作りに努める意義を強調した。
これらの議題は、地域社会における男女平等や公共施設の利用環境の改善を目的としており、市政における基本的な課題に関連している。市長及び教育長は各々の役割において、引き続き前向きに取り組む意向を示した。