令和6年4月26日、越谷市で臨時会が開催された。議事では市長提出の4件の議案が提案され、審議された。
議長の島田玲子氏は、会議の開始を宣言した後、様々な報告事項を提示した。その中には、市長からの議案報告や議会運営委員会による特定事件の調査結果報告が含まれており、これらは職・氏名とともに配布された。特に市長の議案は越谷市税条例の改正を含む重要な内容であり、出席議員から関心を集めた。
市長の福田晃市長は、自身が提出した第57号から第60号の議案について詳細に説明した。特に第57号議案は、個人市民税における定額減税や、住宅損失に対する特例の設置が重要なポイントとして挙げられた。福田市長はこの改正が市民にどのような影響を持つかについても触れ、影響を注視する旨を強調した。
議案の質疑では、島田玲子議長が質疑の申し出を確認したが、いずれの議案についても質疑はなく、質疑を終了した。これに続いて、議案の委員会付託省略が提案され、異議なしとされ、議案は一括採決に進むことになった。
採決の結果、全ての議案が賛成多数で可決された。特に第60号議案では、一般会計補正予算が30億5,200万円追加されることが決定された。これは物価高騰に対する重点支援地方創生交付金によるもので、民生費への支出が増加する見込みである。
最後に、福田市長は今後の市政運営についても言及し、「市民に質の高い行政サービス提供をすることが重要」と述べた。議長の島田氏は、臨時会の閉会を宣言し、すべての議事を終了した。本会議は、出席議員32名全員の合意で円滑に進められた。