令和4年6月定例会が開催された。
議長の竹内栄治氏は、進行を務め、重要な議題が議論された。特に副議長の選挙や辞職は、議会の重要な運営上の決定を伴うものとなった。
まず、副議長の辞職について報告があり、当該議員である大野保司氏から辞職願が提出された。この件について議長は、「ご異議なしと認めます」とし、辞職が承認された。
大野氏は退任の挨拶において、職務を全うした感謝を述べ、「35万越谷市民の住民福祉のため尽力する」と強調した。これに対し、議員たちも謝意を示した。
続いて、副議長の選挙が行われた。投票は無記名で行われ、出席議員数に基づく正当な投票が実施された。選挙の結果、小林豊代子議員が17票を獲得し、副議長に当選した。議長はその結果を報告し、全会議での支持を受けた。
次に、越谷・松伏水道企業団議会議員の補欠選挙についても議論された。市長からの補欠選挙依頼があり、議会内で指名推選が行われ、小林議員が選ばれた。
また、市長提出の議案に関する質疑も行われたが、主に家計急変世帯への特別支援事業についての課題が取り上げられた。山田大助議員が「情報漏れが心配」と提起し、福田晃市長や松尾雄一子ども家庭部長が対策を説明した。個別に情報提供や周知の方法を強化する方針が表明されたことも、今後の施策に影響を与えると考えられる。
本会議の最後には、正副常任委員長会が開催され、今後の各委員会の日程が承認された。このような決定を経て、会議は終了し、議員たちの労をねぎらう挨拶で散会となった。