令和3年12月6日、越谷市定例会において、教育長と市長に対する質疑が行われた。特に新型コロナウイルスのワクチン接種に関する質問が多く、松田典子議員は、成人式などの重要な行事を祝う手法の見直しを提案した。また、白川秀嗣議員は、越谷市保健所職員の労働環境問題に焦点を当て、新型コロナウイルスの影響による過重労働を指摘し、監督署からの是正勧告を受け、市としての今後の取り組み方針を問うた。福田晃市長は、労働環境の改善に努めると述べた。
議会では、子育て支援や教育環境の整備も重要なテーマとして挙げられた。具体的には小中一貫校や公共施設整備の進捗が問われ、特に資材高騰に伴う影響や、給水路改修に対する市民の理解を得る必要があることが強調された。また、子供たちの未来に向けた教育整備や地域経済の活性化にも声が集まり、福田市長は、地域の持続的な発展のために、その役割を果たす決意を示した。
また、大田ちひろ議員は、乳幼児親子の居場所の重要性を強調し、子育てサロンなどの充実を求めた。市長はその必要性を認識しており、地域のニーズに対応するための施策を進める意向を示した。今後もより良い地域づくりのため、様々な意見を反映しながら進めていく方針が確認された。