越谷市の議会で、斎藤 豪人議員が複数の重要な課題について質問した。
第一に、スポーツ施設の改修、維持管理、運用についての問題が浮上した。斎藤議員は、特にしらこばと運動公園第２競技場について冬季利用の可能性を問うた。これに対し、教育長は「冬季でも利用できる環境を整える考えを持っている」と述べ、具体的な改修計画を挙げた。
次に、越谷市教育振興基本計画に関する取組についても質問があった。生涯学習社会の実現に向けた評価が重要だと強調し、今後の方針を質した。教育長は「この計画は地域の学びを支援するもので、具体的な成果を検討している」と回答した。
さらに、日本サッカー協会が実施する「こころのプロジェクト」にも言及し、今後の実施予定を尋ねた。教育長は、地域での取り組みを深める必要性を訴えた。
最後に、公立保育所の保育士不足の現状についても触れた。斎藤議員は、人材派遣会社の活用状況に対する具体的な成果を求めた。市長は「派遣会社との協力により一定の人員確保ができているが、まだ道半ばである」と述べ、今後の取り組みの強化を表明した。