令和5年6月12日に開催された議会において、生活保護と教育に関する重要な問題が取り上げられた。
野口 和幸議員は、生活保護被保護者の年金申請支援についての質問を行い、特に扶助費の削減可能性に焦点を当てた。これに対し、市長は適正な扶助費の支出を行う必要性を強調しつつ、現状の支援策の充実を図る考えを示した。
さらに議員は、GIGAスクール構想の実現状況についても言及した。特に、1人1台端末の積極的な利活用や、通信ネットワーク環境整備に関して問いかけた。教育長は、現在進行中の取り組みとその進捗につき説明を行い、全ての生徒が平等に教育を受けられる環境づくりに努めていると述べた。
議会では、生活保護についての具体的な支援策と、ICT教育の推進が共に重要な課題であるという認識が共有された。しかし、依然として多くの課題が残っていることも確認された。今後の取り組みに対する市民の期待が高まる中、さらなる情報の透明性が求められる。